テフロンのフライパンでは美味しく料理が出来ない訳
私はテフロンのフライパンでは美味しく料理が出来ないと思っています。
カンカンに焼き付けたこげた香りがつくような料理が好きなのですが、テフロンでは焦げ付かないし、何だかシャキッと仕上がらないんですよ。
しかもテフロンのフライパンはすぐにこげついて加工が剥げてくるので、うんざりします。
だから私はテフロンのフライパンを使っていません。
現在は鉄のフライパンとスキレットを使っています。
テフロンのフライパンにこだわって使っている人は「油を摂りすぎないように」と言います。我が家は炒め物、焼き物に油をひきますが、家族の体型は標準からやせ体型です。
テフロンにしたらそんなに油を使わないのでしょうか?
摂取すべき油脂の量から計算してみました。
油脂の摂取基準は女性20g 男性25g(一日)です。
我が家の場合は女一人100g+男3人375g=475g
わかりやすい油だけでなく、
ゴマやナッツも油脂。
マヨネーズは7割が油です。
マヨネーズやナッツを使う可能性も考えると全員で400g程度は5日間で摂取してもいい油となります。
これだけあれば1週間に1回は揚げ物を食べてもよいことになります。
400gはおよそ500㏄程度の油になります。
使った後の油を濾して炒め物や焼き物に使ってみたら、使い切れませんでした。
つまり、週に1、2回程度の揚げ物をしている程度ならば油をひかないフライパンなど必要ないのです。
4人家族の場合、1リットル入りの市販の油を3週間程度で消費しているなら、油脂の摂取量はほぼ基準内と言えます。
ただし、もしも毎朝パンにマーガリンかピーナッツバターを塗って食べているとか、お弁当に必ず揚げ物が入っているならこの基準を厳しくして油の消費が4週間程度になることを目安にすればよいかなと。
テフロンのフライパンで下げられる摂取カロリーなんてたかが知れています。
それより、焼き付けた油で香ばしい炒め物を作ればよいのではないでしょうか。
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スキレットは厚手の鋳物フライパンです。
一度加熱すると熱を保ち、ぶ厚い肉や魚を芯までじっくりと加熱します。
旨味を閉じ込めるので、油を使わなくても美味しい料理を作れますから油を使用する料理も自然と少なくなります。
厚いので重量があり、扱いはおっくうですが、出来上がった料理は感激する美味しさ。
蓋は絶対必要です。
少々高額になりますが、何枚もテフロンのフライパンを買いなおすより経済的です。
最近はスキレットには油をひかずにクッキングシートをひいて、クッキングシートの上で調理します。
肉汁がでています。
肉汁は捨てないでソース代わりにしてお肉にかけます。
薄く切ってそのままメインにしたり、残ったお肉はサンドイッチに挟んだり、スープに入れたり、サラダに乗せたりと、ハム代わりに使えます。
牛肉で作ればローストビーフになります。
後処理が簡単で油も使わないし、こげつかないのが非常に便利。
落し蓋の代わりにも使うし、サンドイッチの包み紙にも使用。
お弁当の仕切りにも使えます。